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視認性を高める工夫の一つに針を太くします。
心穏やかに時計を見る。だからこそスポーツウォッチに通常採用されるインデックスは、視認性が高く一目で情報を読み取ることが出来る「バーインデックス」を選択します。
IWCが素晴らしいのはクロノグラフ=スポーツウォッチという業界の方程式に乗らなかった事。
スポーツウォッチを製作する時に多くのブランドの開発責任者はそのスポーツをしている人に意見を求めます。
OMEGA時計レプリカ使用感や視認性などプロでなければ分からない問題が多いからです。
「ポルトギーゼ・クロノグラフ」のデザイナーは【数学者】です。
黄金比を用いて作図されたこの時計は誰が見ても美しいと直感的に認識する美しさです。
そんな繊細な時計に無骨な印象を与えるのではなく、繊細さを重ね合わせるドットインデックス+アラビア数字。
ありそうでなかった縦二つ目のインカウンター配置。
どこを切り取っても機械式時計を象徴するアウトラインです。

一方で「クロノマスタースポーツ」は王道と言える作り。
スポーツウォッチならではの視認性を最大化する作りは実は意外と難しいと言われています。
視認性を高める工夫の一つに針を太くします。
一見シンプルな解決方法ですがデメリットがあまりにも大きいのです。
それは「見た目の高級感」と「針が重たくなる」の2つです。
ポルトギーゼと同様に高級感は繊細さが求められます。
しかし夜間の視認性まで考慮すると、蓄光塗料を塗る為に針に幅を持たせる必要があります。
この問題点を解決するために各ブランドは多くの努力をしています。
ゼニスのアプローチは夜光塗料の周りをポリッシュ仕上にし、光を反射させることで夜光塗料を目立たせる手法です。
針を見ると白い部分がメインとなることで、よりシャープに見えるように改善されています。
これは「クロノマスター オリジナル」を見ると明らかに意識されて作られています。

「針が重たくなる」デメリットは数多く、針を動かす力が大きくなることでパワーリザーブの低下するによる精度不良はスポーツウォッチには致命的な弱点です。
しかしスペックをよくよく見るとパワーリザーブはポルトギーゼ・クロノグラフを上回っています。
この点はムーブメントの章で詳しく解説します。
この章最後にどちらも素晴らしい時計だなと感じるのは針が奥まで届いている所。
針が奥まで届くと視認性が上がりますが、その分先の方は重力の影響でたわんでしまいます。
そうすると針の付け根の取り付け部分が重要になりますが、針と針の隙間(クリアランス)がどちらも狭くなっています。
針は文字盤側から押し込んで付けますが押し込みすぎると動きが悪くなり、緩いと衝撃で外れてしまいます。
実はこのようなディティールを実現できる両社は素晴らしい技術を持っています。



関連リンク:https://www.rasupakopi.com/omega_z145.html