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受け板の回りには、円を重ねたペルラージュ仕上げも施されています。
文字盤にはインデックス等、全て廃して『ベンタブラック』という素材を全面に用いています。
この『ベンタブラック』は、光の99.965%吸収するので、どういう風に表現していいか難しい部分がありますが、黒というより真っ黒…文字盤に吸い込まれそうなブラックホールや穴が開いているのではないかと錯覚してしまうぐらいです。

『ベンタブラック』は、カーボンナノチューブを1㎠あたり10億本使用し、全体に敷き詰めて作製されています。
そのため、カーボンナノチューブとカーボンナノチューブの間に光が吸収され、真っ黒に見える仕組みとなっています。
カーボンナノチューブが敷き詰めているのですが、あまりにも黒いため、人間の目には平面に感じてしまいます…(笑)

そして、この文字盤は非常に繊細です。
文字盤を少しでも触ってしまうと、カーボンナノチューブが剥がれてしまうぐらいなのです…。
時針・分針には、リーフ針を用いています。
『ベンタブラック』は奥行きを感知出来ないので、針が浮いているように感じます。

秒針には、パープルの針を用いています。
実は、このパープルの針は青焼き針同様、熱処理を施してこの色になるようにしています。
青焼き針は、鉄を250~300℃までの間の熱処理を加えると表面に酸化被膜を作り、青に見えます。
この青焼き状態の針を若干長く、熱処理を加えるとパープルに変化します。ただ変化する時間が短いため、パープルの針にするには技術力が必要となります。
他ブランドでも青焼き針は、よく採用されていますが、パープルの針を採用しているブランドは数少ないです。

ケースサイドは、ラグからリューズ付近にかけて、抉られるような加工が施されています。
抉る事でケースの厚みを薄く感じさせる事でスタイリッシュさと奥行きが増すので高級感も増します。
抉られた部分は、ポリッシュ仕上げ、他はサテン仕上げを施しています。

「エンデバー センターセコンド コンセプト ベンタブラック」の裏面はシースルーバックになっており、自社製のキャリバーHMC200を搭載してます。
受け板には、コート・ド・ジュネーブ仕上げを重ねたモーザーストライプの装飾が施されています。
受け板の回りには、円を重ねたペルラージュ仕上げも施されています。

この「エンデバー センターセコンド コンセプト ベンタブラック」には、180度変えたヒゲゼンマイを2枚重ねるダブルヘアスプリングを用いています。
そうすることで巻き上げゼンマイ(ブレゲヒゲゼンマイ)の拡張・収縮時の重心を一定にし、等時性や精度が向上します。
関連リンク:https://vaevrasu.hamazo.tv/e9977766.html
関連リンク2:https://gekiyasucopy.livedoor.blog/archives/27925185.html
関連リンク3:https://note.com/rasupakopi/n/n2e058ade4a7d
ただこのダブルヘアスプリングを作製するにあたって、コスト・時間・技術力等が必要となります。
まず、同じ重量のヘアスプリング(ヒゲゼンマイ)を2枚用意しないといけません。さらに同じ形になるように仕上げたり、拡張・収縮時にも重心のズレが一定になるように仕上げたり等、途方もない努力や技術力が必要となります。


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